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転職活動雑感

来月4月から新しい職場に変わります。非常勤2年間、常勤3年間働いた前の職場からの異動です。今回は転職活動について書いてみます。

 

昨年8月頃、転職を思い立ち、活動をスタート。医局or知人の紹介を使う、めぼしい転職先を具体的に思いついておりそこに直接応募、というわけではなかったため、素直に派遣会社に大まかな条件で登録することに。大まかな条件として、勤務時間(1週間のあたりの勤務日数)や希望年収、希望する業務内容などは決めておきました。その他、細かい意向も登録時に記載いたしましたが、基本的にはエージェントさんと会って、実際にお話しして、という感じになりました。

 

狙いは大まかに2つ。総合病院or産業医か。

 

産業医

やはり病院勤務に比較すると収入面で劣る場合が多い。遠隔地に行けば、多少よいがそれでも・・・という感じ。知り合いの産業医の先生にお話を聞くと、病院以上に年次の影響を受けやすいとのこと。また、私も産業医経験が豊富ではないことも踏まえ、産業医は断念。まずは嘱託産業医で経験を積むことに。転職活動を通じて思ったのは、産業医学領域において精神科は需要ありそうだなーという印象をなんとなく持てました。

 

#単科

こちらもいくつか紹介を受けましたが、そもそも今回の候補にはならず。選ぶとしてもワンクッション置きたい。でも、週4日勤務で外来数が少ないにも関わらず、条件がいいところが多かったです。

 

#総合病院

さてこちら。正直あまり期待はしていなかったです。まず収入面。単科に比べると劣る場合が多い。公的もしくはそれに近いところがほとんどであり、医局との結びつきが強いところが多いため、報酬をはずまなくとも医局が人を派遣してくれるからでしょうか。あと公的な病院はもちろんですが、副業禁止のところが多い・・・。また、長年精神科医が不在もしくは精神科医がいても入れ替わりが激しく定着しているとはいえないところが多い・・・こういうところは他科の精神科に対する理解が乏しい可能性が・・・(偏見でしょうか?決して他科の悪口を言いたいわけではなく、精神科は特殊な分野ですので一緒に働いたことがないと理解できないのはやむを得ないことと思います)。

 

こんな風に書きましたが、結局総合病院に決めてしまいました。総合病院に対するネガティブなイメージばかりを偏見を交えて述べましたが、まあ(おそらくは)上のような問題はなさそうなところかなと。ここで確認すべきポイントについて書きます。

 

○年収

当たり前ですがボーナス有か年俸制なのか。ただ、年収だけではなく、各種手当についても確認しておけばよかったと思います。時間外手当、家族手当、住宅補助、交通費など・・・。あと、学会参加補助や専門医資格の受験や更新の補助なども。海外の学会は?

○昇給

あるのかどうか。年に1回?大事なことなので別項目で書きました。

○1週間の勤務の時間数と曜日

タイムカード制かどうか。振り替え勤務は可能かどうか、早出して早退することは可能かどうか。副科以来の受付終了時間(緊急の案件は除く)も聞いておけばよかったですね。

○有給休暇、夏期休暇、特別休暇。

年間あたりの平均取得数は聞いておく必要があります。また、有給休暇がいつ付与されるかどうかを聞いておけばよかったです。例えば、付与されるまで半年かかるのか、就労開始直後にやむを得ず休む場合に有給の前借りはできるのか、などです。

○患者数

▶︎主治医として持つ患者数。数だけではなく、急性期や慢性期の数など(今回は関係ありませんね。)

▶︎外来患者数。再来で引き継ぐ患者総数。また1日あたりの平均(年間総数)新患数も。

▶︎副科の患者数。年間総数、1日あたりの平均コンサルト件数、常時副科として持っている患者数の平均などです。

▶︎休日と時間外

年間の呼び出しの件数、電話対応の件数、救急外来からの相談(電話対応で済ませる場合がほとんどか、それとも自動的に当番に相談してくれるのか)など。

PSW(MSW)、CP

単科に転院を調整するためにPSWもしくはソーシャルワーカーは必須です。

○緩和ケア

対応が必要かどうか、緩和ケア病棟があるかどうか、などです。あと、疼痛コントロールは各科の主治医対応で、精神科医は精神症状の対応に専念すればよいのか。

○デスク(待機場所)の雰囲気

手が空いた時にいる場所。これは結構重要。個室なのか、他の科と共同の大部屋か。共同の大部屋でもパーティションがしっかりしていればよい。科によって忙しさはまちまちであり、暇そうだなという目で見られてもつらい。気にしなければいい話だが。もしくは外来を部屋として使えるかどうか。

 

この辺りがポイントになってくるのかと思います。

また思いついたら追記いたします。